風俗業界における雑用の大切さ
風俗業界における
雑用の大切さ
風俗の男性求人に応募する方の多くは「出世」の野心を抱いていると思います。
「店長になってお金をたくさん稼ぎたい」「将来は独立して自分でデリヘルを経営したい」……etc.
そんな志の高い・低いにかかわらず、入店(入社)したらまず与えられる仕事が「雑用」です。風俗業界に未経験で飛び込んだ男性はもちろん、経験者であっても、風俗の仕事は店舗によって進め方が違うため、初めのうちは雑用をこなすことになります。
今回はそんな雑用に取り組む上での心構えについてご説明します。
風俗における雑用とは
ところで、「雑用」とは一体何でしょうか?
辞書を引くと、雑用とは「こまごました、いろいろの用事」(デジタル大辞泉)とあります。つまり、雑用はその職場によっての種類が異なるものです。
例えば、風俗店だと下記のようなものが雑用にあたるでしょう。
■備品の準備・管理
■備品の準備・管理
タオルやうがい薬、コスプレ用衣装などに不備がないかをチェックし、足りないものなどがあれば補充。
デリヘルを例にとると、在籍する女の子が持参するバッグの中身を準備。うがい用のイソジン、洗浄用のグリンス、お店の名刺などを用意します。
また、送迎ドライバーが使うバッグにも必要品を用意。女の子が使うタオルやコスプレ、電マやバイブなどのアダルトグッズ、海綿などです。
女の子の予約が詰まっている時など、いちいちオフィスに戻ってくるのは非効率的なので、使用頻度が高い備品は常に持ち運べるように準備しておきます。
いざという時に、これらの備品が在庫切れだと仕事に支障をきたしてしまいます。プレイで使用する下着や生理用品などはもちろん、事務所で使う従業員用のハンドソープ、トイレットペーパー、洗剤なども忘れずに用意しておく必要があります。
■掃除・洗濯
■掃除・洗濯
女の子がいつも快適に仕事できるように、事務所内や待機室は清潔に保っておかなくてはなりません。そのために日々の掃除を欠かさないことも大切な雑用です。
また、風俗店の仕事は「洗い物」がたくさん出ます。コスプレの衣装や使用済みタオル、待機室のブランケットなど。これらはコインランドリーやクリーニングで定期的に洗い、きれいにたたんで所定の場所にセットします。
■女の子の送り出し
■女の子の送り出し
予約や指名が入ったら、待機中の女の子にお仕事が入ったことを伝えます。
プレイ時間やオプションの種類、乗車する車の情報などを伝達し、女の子を送り届けます。
■媒体更新作業
■媒体更新作業
広告を掲載している風俗ポータルサイトを開き、女の子の出勤情報やイベント情報、スタッフブログ、写メ日記などを更新。お客様に最新情報をアピールします。
また、イベント告知バナーや女の子のプロフィール写真が古くなっていたら新しいものに差し替えます。広告代理店に依頼するケースが多いのですが、簡単なものなら自分で作成することもあります。
風俗業界は雑用ができる人が出世する
風俗の仕事における雑用には、実はメリットがいっぱいあります。
雑用をしていると、どうしても「やらされている」というマイナスイメージを抱いてしまいがちです。
特に、風俗は仕事の内容が内容だけにその傾向が強いかも知れません。使用済みのバイブを洗ったりしながら「こんな雑用は自分がする仕事じゃない。もっとレベルの高いスキルを覚えたいのに」と思ってしまう人もいるようです。
「雑用」と聞くと、言葉の響きから「誰にでもできる簡単な仕事」とか「重要ではない、どうでもいい仕事」というイメージを抱く人が多いのでないでしょうか。
しかし、それは思い違いです。
雑用は下っ端のスタッフや新人の仕事と思われがちですが、上の立場になってもこまごました仕事はついて回ります。むしろ、雑用はあらゆる仕事の「基礎」。雑用の取り組み方で、出世が左右されるといっても過言ではありません。
風俗業界で責任あるポジションに就いている人は、まず例外なく新人スタッフ時代に雑用をきっちりとこなしています。なぜなら、雑用にはビジネススキルを構築するための基本がたくさん詰まっているからです。
風俗店ではいくつもの仕事を同時にこなさなくてはなりません。お客様の電話対応、出勤スケジュール管理、配車管理、女の子のマネジメントなどを同時進行でこなす能力が要求されます。雑用はそうした多動力を磨くのに大いに役立ちます。
雑用にはいろいろな仕事があり、文字通り、雑多な用事を効率よくこなす必要があります。例えば洗濯ひとつとっても、ただ漫然と洗濯機を回す人と、あらかじめ洗い物を仕分けしておく人では効率が違ってきます。こうした工夫が将来、応用力として仕事に活きてくるのです。
また、風俗業界は「サービス業」であることも忘れてはいけません。
雑用を「やらされている」あるいは「してあげている」という考えでこなしているようでは失格です。自らさりげなく、積極的にできるようになって初めて一人前。サービス業・接客業としてのホスピタリティが身につくというものです。
繰り返しになりますが、風俗店にはいろいろな雑用があり、それらはすべて業務の基礎にかかわっています。アダルトグッズを洗うときも(このグッズ、こんなオプションにも使えそうだな)と考えながらすることで現場への理解が深まるでしょう。
そう考えると、雑用には風俗業界でステップアップしていくためのエッセンスが詰まっていることに気付くのではないでしょうか。
心構えひとつで雑用が楽しくなるはず。まさに「急がば回れ」。雑用を完ぺきにこなすことは、デキる人物になる近道なのです
雑用に関する様々なツイート
雑用みたいな仕事って、ほんと人任せなんだよな、みんな
— Aka(≡・x・≡) (@a2626x) November 7, 2019
◆◇仕事に雑用はない◇◆
— tenbinnouta (@tenbinnouta) November 7, 2019
舞台の役者の演技を大勢が支えている。
すべての仕事が、欠かすことのできない、尊い役割を担っている。
入社したばかりの子が
— あいたそ (@aitaso1110) November 7, 2019
雑用ばっかりさせられてうざい
って言うんやけど…
何でそーゆー考えなんかなぁ。
入りたてで仕事も一人前にできやんのに
みんなと同じ給料もらってて
申し訳ないから頑張って仕事覚えよう!
と思って私めっちゃ仕事くださいって
先輩に聞いて覚えて頑張ってきたけど。
雑用は誰かがやらんといかんし、雑用しながら少しずつやれる仕事増やしてくのは普通の事だと思うので苦に思う理由は正直わからん。一生雑用やらされたくなければ雑用+αをこなしていくしかないのを理解出来ない人間なんて居ないと思うの。
— あでゅこ (@rune4_luminous3) November 6, 2019
“もともと、世の中に、
— 風俗男性求人NAVI@高収入おじさん (@fuuzoku_luv) November 7, 2019
雑用というものはありません。
雑な心でするから、
雑用になるだけのことです”
カー用品チェーン「イエローハット」創業者・鍵山秀三郎氏のこの言葉、いつ見ても感動する。