【風俗の性病対策】店舗スタッフが行うべき予防方法とは？

風俗業界に携わる以上、無視できないのが性感染症――「性病」です。

性病は最前線でサービスを行っているキャストに大ダメージなのはもちろん、お客様の満足度にも深いダメージを与えます。。

また、風俗店の運営に携わるスタッフにもかかわる大問題。

性病対策が疎かな店舗はお客様はもちろん、キャストからの信頼も失ってしまいかねません。

逆に店舗スタッフが性病の知識や対策法をしっかり認識しておけば、お店の信頼は高まります。また、そうしたリスク管理が普段からできているスタッフは上層部からも一目置かれるはず。

キャストやお客様、そして自身の評価のためにも、性病対策を意識しましょう。

風俗店における性病のリスク

性病が発生すると、お店は深刻なダメージを受けてしまいます。

まず、キャストが性病にかかってしまうと当然ながら売上に影響を及ぼします。

特に、性病を患ったキャストが人気嬢だったりすると影響大。

キャストが性病になった場合、完治するまで出勤させるわけには行きません。

見て見ぬふりをして出勤を許容すると、お客様への感染リスクが高まります。キャストが「どうしても出勤したい」と言っても休むように説得しましょう。売上は一次的に下がってしまうかもしれませんが、長いスパンで考えると人気嬢でも休ませた方が得策です。

なぜなら、風評被害によってさらに深刻な打撃を受ける可能性があるからです。

インターネットには風俗店の体験談や口コミサイトがたくさんありますが、そこで一度でも「あの店は性病が蔓延している」などと書き込まれたら、そのダメージは計り知れません。

染みついたネガティブな評価はなかなか覆せないため、最悪の場合、長期にわたって利用者が激減してしまうことも考えられます。

対策すれば性病リスクが確実にゼロになるわけではありませんが、大切なのは店舗としていかに性病対策に真面目に取り組んでいるかという姿勢です。

「風俗に性病はつきものだし、発生したらそのときに考えればいいや」

なんて考えはNGです。責任ある店舗運営をしてこそ、信頼回復に繋がります。

【業種別】風俗でかかる可能性のある性病は？

風俗はジャンルによってサービス内容が大きく異なり、業種によって性病にかかるリスクや病気の種類も変わってきます。

風俗でかかりやすい性病について、主な種類を業種別にまとめてみました。

デリヘル

・HIV・梅毒・淋菌感染症・クラミジア・尖圭コンジローマ

ソープランド

・HIV・クラミジア・性器ヘルペス・尖圭コンジローマ・淋菌感染症・B型肝炎

ピンサロ

・クラミジア・淋菌感染症

オナクラ

・梅毒・淋菌感染症

セクキャバ

・クラミジア・淋菌感染症

風俗エステ

・感染のリスクはほぼゼロに近い

上記はあくまでも「主な」性病です。

リスクが高い性病は他にもあるので、十分にチェックしておきましょう。

参考ページ：NID 国立感染症研究所

【風俗の性病対策】スタッフが行うべき予防方法

では、具体的に風俗店スタッフが行える性病対策をご説明します。

店舗内での情報共有

情報共有には「性病知識の共有」「顧客情報の共有」の２つがあります。

まずは「性病知識の共有」。

性病に正しく向き合うには、性病のことをよく知っておくことが大切です。

自分が働く風俗店ではどんな性病が発生するリスクがあるのか。主な性病の種類や症状をあらかじめ頭に入れておくと、いざというときに役立ちます。

それには、性病の知識や対策方法のマニュアル作成が有効です。

また、性病予防に関する勉強会を定期的に開催するのもいい方法です。性病に対して意識改革ができるだけでなく、性病に対してキャストが抱いている不安を和らげることもできるでしょう。

もう一つが「顧客情報の共有」です。

店舗側としては、性病が疑われるお客様は（言い方はきついですが）「排除」する必要性があります。

そのためにも、顧客情報の共有は欠かせません。

性病になった場合、体や性器に症状があらわれるケースは少なくありません。そのような性病と疑わしき利用者を見定め、お断りするのも対策として有効です。

とは言え、店舗スタッフがお客様を直に身体チェックするわけにもいかないので、日頃から店舗とキャストが性病の症状事例を共有しておくことが大切です。そうしておけば、万が一お客様の体に異常がある際に判別しやすくなるでしょう。

衛生管理の徹底

サービスにおいても性病リスクを軽減できる手段があります。

まず、簡単にできるのが「うがい」と「手洗い」。

最近はインフルエンザや新型コロナ対策にこの２つを行っているお店は多いと思いますが、性感染症対策にも効果が期待できるので徹底して行うべきです。

【参考記事】

風俗遊びでの正しいうがい・手洗い方法とは

風俗プレイ前は「イソジン」よりも「リステリン」がオススメ。その理由

また「シャワータイム」は性病対策の重要なポイントです。

お客様の局部を洗って恥垢などをしっかり落とすことで、衛生面はもちろん、性病の感染リスクが軽減できます。

さらに、お客様の体に触れながら傷や湿疹などの有無をチェックできるのもメリット。性器を洗っているときに痛がったり、腫瘍があったりしないかをきちんと確認するようにキャストを指導してあげましょう。

お客様の中には「事前に浴びてきた」と言ってシャワーを回避しようとする人もいますが、そうした利用客を上手に説得できるようにキャストを教育するのはスタッフの腕の見せ所です。

性病管理を徹底した大手風俗グループなら安心

性病の予防や対策はもちろん、その知識や情報を全社で共有・教育しているかは優良風俗を見極めるポイントです。

性病に対する取り組み方は、そのお店（もしくはグループ）がお客様やスタッフのことをしっかり考えているか否かの表われとも言っていいでしょう。

風俗の多くは性病管理を徹底していますが、残念なことにそうした意識が低いお店があるのも事実。

そんな劣悪な労働環境を選んでしまわないように、性病管理を徹底したお店の見分け方を覚えておくことも大切です。

性病に関する意識の高いお店は、公式サイト上に定期的に検査を行っている旨を掲載しています。

スタッフ求人サイトや媒体だけを見て判断するのではなく、公式サイトもチェックして性病に対する意識を確認しておきましょう。

関東大手風俗のシンデレラFCグループは性病管理を徹底していることで有名です。

入社の際の研修で性病に関する知識や予防、対策についてしっかりと学ばせてもらいました。

仕事をする中でも、スタッフ全員の性病に対する意識が高いので、裏方として働く私も安心できます。

お客様はもちろんのこと、スタッフやキャストの幸福にもしっかりと向き合ってくれるお店に入社できて本当に良かったと思っています。

風俗店で働くなら、こうした性病管理を徹底した大手グループがやはり安心だと言えるでしょう。