正社員とアルバイト、風俗で働くならどちらが得?
正社員とアルバイト、
風俗で働くならどちらが得?
現代は社会人の働き方にも多様性が求められる時代です。
その理由のひとつに、会社員として就職するよりも自分の好きなことで収入を得ることに価値観を見出す動きが高まっていることが挙げられます。
例えば「ユーチューバー」とか「ブロガー」などはその代表例です。あるいは本業を持ちながら副業で稼ぐというのも最近のトレンドです。
また、昨今はリモートワークの普及などによる企業の人員削減で求人が減っていることも理由に挙げられるでしょう。
働き方には千差万別あっていいと思います。お金を稼ぐ道はひとつではないのですから。
男として生まれたからには、やはり「高収入」を目指すのが王道。それが実現できるなら、会社員にしがみつく必要はもはやないのかもしれません。
風俗店のスタッフ(ボーイ)として働きたいと考えている男性の多くは「とにかくお金をたくさん稼ぎたい!」と考えているはず。
その一方で、昨今の就職難は「アルバイトでもいいからとにかく仕事にありつきたい」という方もいることでしょう。
実際のところ、風俗業界で働くのなら「正社員」がいいのでしょうか? それとも「アルバイト」がいいのでしょうか?
今回はそれぞれのメリット・デメリットについて、収入などの待遇や福利厚生といった面から考えてみたいと思います。
正社員の風俗スタッフとして働くメリット
■高収入を稼げる
風俗業界の正社員はアルバイトに比べて収入面でかなり恵まれています。
正社員の月給は、入店初月から25万円以上が一般的な相場。これに歩合給が加算されますから実際にはさらに収入はアップします。いくら風俗業界でも、アルバイトではさすがに最初からこうはいきません。
そもそも風俗業界のアルバイト求人は、大手グループでもない限り、デリヘルドライバー以外ほとんど行われていないのが現状です。
その理由は、風俗の男性スタッフは覚えることが多いため、フルタイムで出勤できないと仕事をこなすのがなかなか困難だから。
逆に言えば、それだけ仕事内容が多岐にわたっているからこそ、正社員スタッフは高収入が保障されているのでしょう。
■社会保険が充実している
一定の条件を満たした会社は社会保険の加入が義務付けられています。
それは風俗業界でも同じです。特に大手風俗グループともなると、並みの一般企業よりも保障がしっかりしていることも珍しくありません。
こうした恩恵に預かれるのも正社員として働くメリットです。
正社員として雇用されると、社会保険=「健康保険および介護保険」と「厚生年金」に加入することになります。
健康保険には、万が一、病気やケガで働けなくなった場合に備えた「傷病手当金制度」があります。これは扶養(親族の経済的援助を受けること)する家族がいる場合、その扶養者にも適用されます。
また、厚生年金に加入すると国民年金よりも受給できる年金額が多くなります。長い目で見れば、老後の生活に大きな差が生じる可能性大です。
なぜ社会保険の保障はこれほど手厚いのでしょうか。――それは会社が保険料を肩代わりしてくれるからです。
一般的に、健康保険料と厚生年金料金の負担額は会社と社員で「5:5」となっています。つまり保険料の半額を会社がカバーしてくれるのです。
会社の歯車にはなりたくないというポリシーはカッコいいと思いますし、「寄らば大樹の陰なんてもう古い」という考え方もあると思います。
ですが、社会の枠組みにおいて人が一人で生きていくのはなかなか難しいことです。いざというときに会社がある程度守ってくれるというのは安心できますよね。
一方でデメリットもあります。それは「世間体が良くない」ことです。
ひと昔前までは風俗業界=反社会勢力みたいなイメージがありましたが、最近はずいぶんホワイトなお店や会社が増えています(事実です!)。
ですが風俗が「射精産業」である限り、世間で大っぴらにはできない風潮が簡単に変わることはないでしょう。悲しいことですが、これは致し方ないことです。
風俗業界では、そうした現状を加味して多くの店舗が対策を講じています。
最近は給与明細や名刺などにダミーの企業名を記載するケースが増えています。ダミーと言っても架空の会社ではありません。実在する「別会社」という意味です。
そのため、家族に給与明細などを見られても一目で風俗店だとバレる心配がありません。また、公的な書類なども一般的な会社名で申請することができるようになっています。
参考ページ:ご家族、友人、恋人への身バレが心配な方へ
風俗業界でアルバイトするメリット・デメリット
アルバイトとして風俗業界で働く最大のメリットは、何といっても「プライベートを優先できる」ということでしょう。
アルバイトは自分自身がシフトを自由に決められる「自由出勤」が基本。グループや店舗によって差がありますが、探せば週3日勤務でOKというところもあります。
そのため、自分で追いかけたい夢や目標があってどうしても正社員に縛られたくない人はあえてアルバイトでの勤務を選ぶケースも少なくありません。
また、風俗店の中には掛け持ち勤務もOKというところもあります。
「今のバイト先は辞めたくない、でももっとお金を稼ぎたい」――そうした事情で風俗アルバイトの掛け持ちをしている人もいたりします。
ただし、ほとんど場合は競合他社の店舗との掛け持ちはNGとなっているので要注意。事前にしっかりと相談・確認をしておくことが必要です。
反面、デメリットにはこんなものがあります。
デメリット1:給料・福利厚生の待遇面
アルバイトは時給が上がっても、正社員のように稼げる人はごく一部です。
仮にベテランアルバイトとして稼げるようになったとしても、社会保険に入ることができないので正社員に比べるとどうしても手取りは低くなってしまいます。
また、国民健康保険や国民年金は社会保険に比べて割高となっています。さらに、収入が高くなればなるほど保険料の負担額も増えてしまうというデメリットがあります。
デメリット2:社会的な信用度が低い
風俗業界に限ったことではありませんが、アルバイトは正社員に比べてどうしても社会的な信用度が低くなってしまいます。
例えば、アルバイトだとローン申請が通りにくいといった側面もあるようです。
ローンを組むには長期的な「返済能力」が必要となりますから、アルバイトよりも給与や待遇面で優遇されている正社員の方がやはり有利となります。
仮にアルバイトで生計が成り立つほど稼ぎがあっても、ローンを組める金額は正社員よりも低くなるケースが多いようです。
自分の人生設計に合った雇用形態を選ぶのが大事
このように風俗の正社員とアルバイトには、それぞれメリット・デメリットがあります。
ざっくり言えば
・「ガッツリ稼ぎたい」「社会的保証がほしい」なら正社員
・「プライベートを優先して働きたい」ならアルバイト
といった選び方になるでしょうか。
ちなみに、業務に関して言えば、基本的に正社員でもアルバイトでも店舗スタッフの仕事内容はほとんど変わりません。
責任者のポジションは正社員が担うケースが大半ですが、ベテランアルバイトにキャストのシフト管理や面接といった重要な業務を任せるお店もあります。
そういうことなら、せっかくなのでアルバイトよりも正社員として大きく稼ぐ選択肢もありでしょう。
なぜなら、風俗は他の業界よりも正社員になるハードルが低いのが特徴です。
一般的に正社員として就職するには学歴や経験、年齢などがモノを言いますが、風俗業界は「学歴不問」、「業界経験不問」、「年齢不問」というところがほとんど。
中途採用でも正社員を目指せますし、必要な資格も特にありません。
それどころか、未経験から幹部候補や店長に登りつめるのも夢ではないのです。
――とは言え、勘違いしてもらっては困ります。
風俗業界の従業員は誰にでもこなせる簡単な仕事なのではありません。むしろ仕事内容は多岐にわたり、そこでは幅広い「人間力」が必要とされています。
では、風俗業界は未経験からでも上を目指せるのはなぜでしょうか。
その答えは、研修制度が充実しているから。
特に、大手風俗グループは研修にとても力を入れています。その充実ぶりは大手一般企業にも引けを取らないほど。
また、大手風俗グループなら、ゆくゆくはフランチャイズで自分の店舗を持つこともできます。
「将来は自分の腕一本で稼ぎたい」という野望を抱いてアルバイトをしている方も、まずは正社員として働き、ノウハウをしっかり学んだうえで独立して自分の裁量で稼ぐ道もあることは頭の片隅に置いておいた方がいいかも知れませんね。
いかがでしょうか。
正社員とアルバイト、風俗スタッフで働くならどちらが得なのか? どちらの雇用形態がいいか決めるのはあなた。
いずれにせよ、まずは自分の人生設計やライフスタイルに合う働き方を見極めることが大切です。
そのうえであなたに向いた雇用形態をじっくり選びましょう!
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