風俗の男性求人広告は嘘ばかり?
「最近の風俗業界は“ホワイト”です」
「社会保険完備・週休2日制のお店が増えています」
本サイトでは上記のような記事を何度も取り上げ、風俗業界の健全化をアピールしてきました。
それは本当です、事実なんです。が……残念ながら、風俗業界には求人広告に都合のいい条件を掲載しておいて、いざ応募してみたら「書いてあった待遇と全然違う」なんて悪質店がまだ存在するのも事実。
おそらく、皆さんもうすうす感じていたことでしょう。
「どのお店も条件が良すぎて、どうも嘘くさいな」
「本当に求人広告に書かれている通りの待遇なのか」
そんな風に不安になるのは無理もないことです。では、たくさんある求人広告から、待遇が良くて嘘の掲載をしていないお店を選ぶにはどうしたらいいのか。
今回は高収入を謳う風俗の男性求人広告の掲載内容を見極めるコツを伝授したいと思います。
風俗男性求人広告の罠とは?
風俗業界の求人広告が嘘くさいのはなぜでしょうか?
それは、風俗業界が「玉石混交」でグレーな実態があるから。つまり、健全なお店も悪徳店も同じ文句を謳っているために全体的に怪しく見えてしまうわけです。
例えば下記の例をご覧ください。
年収1,000万円が短期間で実現可!
月収30万円スタートです!
社会保険完備・週休二日制!
大手風俗グループだから安心です!
どの風俗の求人広告にも大体こんなキャッチコピーが並んでいると思います。しかし、この文面を見ただけでは正直なお店か嘘つきなお店か判別がつきませんよね。
それは、上に挙げた条件がすべて「嘘」というわけではないからです。問題なのは、それらの求人広告の中に多分に「罠」が混じっているケースがあるという点。つまり、真っ赤な嘘ではないにせよ、灰色な嘘が多いのです。
キャッチコピーが見ると、風俗の従業員になれば誰でも年収1,000万円を実現できるような気がしますよね。
風俗の男性スタッフには、実際に年収1,000万円プレイヤーがたくさんいます。しかし、誰もが年収1,000万円プレイヤーになれるわけではありません。
冷静になって考えてみれば分かります。
上記の条件が「額面通り」なら、風俗業界はチャンスだらけのブルーオーシャンです(ある意味、事実ですが)。
では、なぜグレーな広告がまかり通ってしまうかと言えば、この業界が「完全実力主義」だというところがポイント。その恩恵に預かれるのは本当にやる気と実力があるスタッフだけというのがミソなのです。
逆に言えば、やる気があれば学歴や年齢、経験や資格の有無は全く関係なく高収をゲットして下剋上を目指せるのが風俗業界。人材不足が慢性化し、出世競争のライバルが少ない風俗業界は、ある意味、本当にチャンスだらけなのです。
男性求人広告の嘘の実例
風俗の男性求人広告の「罠」をもう少し具体的に説明します。念のため繰り返しますが、全てのお店がそうなのではありません。中にはそうした悪質なお店もあるということを念頭に入れてください。
例1:「月収30万円スタート!」
求人広告にこう書かれていた場合、それが「固定給」なのか「歩合給」なのかを見極める必要があります。
固定給とは、一時間や一ヶ月や一年など、定められた時間や期間の単位で、決まった給与を支払う制度。残業代の一部や家族手当といったものも含まれます。
一方、歩合給とは売上など仕事の成績に応じて変動する、給与の支払い制度です。当然、成果を出せば出した分だけ給料はアップします。
風俗業界ではこの「固定給」と「歩合給」の両方を取り入れているお店がほとんどです。仕事を頑張って実績を出せば、基本給にインセンティブ(歩合)がプラスされます。実力があればスピード昇給できるというのはそういうことなのです。
求人広告に「月収30万円スタート」と掲載されていても、それが額面通りの数字ではないケースもあります。例えば、基本給が20万円で、残り10万円は各種の歩合給や「大入り手当」などを含めた数字なのかも知れないのです。
また、その給料が「額面」か「手取り」かも確認しておく必要があります。
額面通りとは、基本給に残業代や交通費などを足して総計した金額。手取りとは「額面」の金額から控除額を差し引かれた給与金額です。控除額は社会保険料や寮費など様々ですが、中には不透明な金額(罰則金や源泉所得税など)もあったりするので要注意です。
例2:「社会保険完備・週休二日制!」
社会保険労務士など専門家チームの協力のもとに、関東近郊の風俗を対象に行った調査によると、実に92%もの店舗は社会保険に未加入だったそうです。
つまり、きちんと社会保険に加入している風俗は(関東近郊に限って言えば)8%に過ぎないというお粗末な結果。
例え、求人広告に「社会保険完備」と謳っていても、その実態は「社会保険は幹部に昇格してから」「入社2年目から」というお店もあります。入社して試用期間終了後までに社会保険にすみやかに入れるお店はごくわずかだったりするのです。
これは「週休二日制」に対しても当てはまります。求人広告には週休二日と書いてあったにもかかわらず、何かと理由をつけて休日出勤させられたり「週休二日は役職がついてから」といった説明をされる悪質なケースもあります。
例3:「大手風俗グループだから安心!」
こういったコピーもよくありますよね。「大手」と聞くと安心感がありますが、ちょっと待ってください。ひと口に大手と言ってもピンからキリまで存在します。
例えば、運営店舗が3、4店舗しかないのに「大手グループ」を名乗る無名のグループもあります。大手を名乗るからには、最低でも10店舗以上は展開しているかどうかを確認しておくべきでしょう。
また、女の子の出勤人数が毎日一桁しかないにもかかわらず大手グループを騙(かた)る零細風俗グループもあったりします。悪質なお店になると、ネットでモデルなどの画像を拾ってきて女の子の在籍写真に使うことも。こうなるとグレーどころか、もはや詐欺です。怪しい画像はGoogle画像検索で見分けられるので、事前にチェックしておきましょう。
風俗の男性求人ではこうした情報操作は少なくありません。広告に書かれていたからといって鵜呑みにしないようにくれぐれも気をつけてください。
優良風俗グループを見分ける方法
風俗業界の情報操作にはこんな例もあります。
■求人サイトのTOPページに大きな広告バナーを出稿している
■たくさんの求人サイトに広告を出している
有名な求人サイトに広告を出稿していると、何となく「経営基盤がしっかりしたグループだな」「信頼性のあるお店だな」と思いますよね。しかし、スタッフ求人に多額の資金をかけているからといって優良店とは限りません。
例えば、そのお店は離職率が高いのかも知れません。人手が足りずお店が回らないため、急いで採用する必要に迫られて過剰な投資をしているケースも考えられるのです。
こうした似非「優良風俗グループ」を見分けるにはどうしたらいいのでしょうか。
実は簡単な方法があります。それは、大手風俗ポータルサイトの「お店総合ランキング」をチェックしてみればいいのです。
お店総合ランキングをチェックしていると、順位の入れ替わりは多少あるにせよ、トップ20ぐらいまではいつも同じお店がランクインしているのに気付くはず。
ランキングはユーザーからのアクセス数によって決まります。ランク上位のお店は圏外のお店よりお客さんの母数が多く、売上もそれだけ多いと考えられます。つまり、経営基盤がしっかりした、信頼できるお店と判断していいでしょう。
また、こうしたお店は「お店総合ランキング」以外にも「アクセスランキング」や「女の子ランキング」でも上位を占めているものです。色々なランキングを比べてみて、本当に信頼できるお店かどうかを確かめてみてください。
もう一つ、優良店かどうかをチェックする方法があります。その風俗の公式男性求人サイトを覗いてみるのです。
風俗にとって公式男性求人サイトはお店の「顔」。その作りが雑だったり、更新していなかったりするお店は、運営もいい加減だったりします。また、サイトの画像がフリー画像ばかりのお店も怪しいので要注意ですよ。
嘘を見抜く力を持つことが大事
他にも「寮完備」などの謳い文句にも気を付けてください。マンション寮があると聞いていたのに、入寮を希望しても「今は空きがないからダメ」と言われるケースもあります。
このように、男性スタッフが高収入を得るには、求人広告の情報をじっくり吟味する必要があります。結局最後に決めるのは自分。風俗業界で働こうと思っている方は、そこをきちんと理解しておきましょう。
風俗求人の嘘に関するツイート
風俗求人はなぜあれほど嘘ばかりなのだろう?
— 東京ソープ専門の求人!吉原・川崎・西川口・大宮・千葉はお任せ! (@kyujinsoap) October 18, 2019
あの求人に騙され風俗を始めた方も多いのでは?
求人が事実ではないことが多いからスカウトマンに需要があるのだとは思いますが。
「そんなに嘘ばっかりなの?!」
— ヒヨコ店長@高収入 (@shibuyachick) October 17, 2019
風俗未経験の女の子はこう思うと思いますが、残念ながら嘘ばかりです。
ひどいのは、「メイド喫茶」や「リフレ」や「マッサージ」のお店が実は風俗店で、しかもハードサービスだった…ということもあります。#バイト #アルバイト #求人 #高収入