風俗男性スタッフの勤務時間
風俗店の男性スタッフに対して「給料は良いけど、長い勤務時間を強いられる」というイメージを抱く人は少なくありません。
確かに風俗は超巨大産業であり、数多くの企業が競争を繰り広げていますから、勤務時間の長いお店(いわゆるブラック企業)も無いとは言い切れません。
中小・零細のお店では、人的リソースあるいは資金の問題を抱え、長い勤務時間を避けられないケースもあるようです。
しかし、長時間勤務の問題は他の産業だって同じです。
介護や飲食、広告や運送などなど、長い勤務時間が悲しい事件を招いているというニュースが耳に入ってきます。
それに比べたら、休日や勤務時間、さらに言えば給料面でも風俗業界はかなりホワイトだと思います。
風俗業界も慢性的な人手不足を解消する事ができず、多くのお店がスタッフ求人を至上命題としています。
だからこそ、店舗運営のシステム改善に余念がありません。
業務の削減や効率化、人材への還元、スタッフの勤務時間管理、モチベーション維持……etc.
最低限の勤務時間で店舗を運営する仕組みづくりや、限りなく離職率を減らす努力に取り組んでいるのです。
優良な大手グループでは、週休は2日あり、拘束9時間程度(実質8時間勤務)でちゃんと上がれるお店も増えています。
実働8時間勤務の風俗店で働くスタッフの生の声
私は風俗のスタッフになる前は飲食業界で働いていました。
辞めた理由はズバリ長時間労働に加え、休日が無かった事です。
劣悪な労働環境に思考停止してしまい、4年間も働き続けました。
ある日、心身が限界に達し、仕事に行けなくなってしまったのはかえって良かったと思っています。
幸運な事に、しばらく自然な豊かな場所にいたことで、再び社会に復帰する元気を取り戻せました。
その時、見つけたのが大手風俗グループの店舗運営スタッフの求人です。
完全週休2日で実働8時間なのに、初任給からいきなり高収入だったので、すぐにエントリーしました。
入社しても本当にホワイト企業で、ここに入社して本当に良かったと思いました。
勤務時間が終わってもちゃんと自由時間があるし、週休も2日あるので、自分の勉強の時間にしています。
接客やキャスト管理などコミュニケーションスキルが問われる仕事は割と得意なのですが、WEB媒体を使ったプロモーションや写真や動画のコンテンツ制作の面でぜんぜん力になれてないからです。
関連書籍を読んだり、ワークショップに行ったりして、風俗運営スタッフとして全ての業務をこなせるレベルになることが当面の目標です。
いま、ビジネスマンとして、いや人間として本当に充実した生活を送れています。
(都内オナクラ勤務・25歳)